
腸セラピー資格講座・大阪代表の江口です。
このブログは、腸セラピー(腸もみ)を学ぶ方にとって参考となり、実践に役立てていただける内容です。
<主なテーマ>
- 腸セラピーとは?
- リズムと力加減で整える自律神経とホルモンバランス
- 睡眠改善とQOL向上につながる健康法
腸セラピーとは、おへそを中心に腹部を心地よいリズムと力加減で刺激することで自律神経を整える健康法です。
便秘の解消など体内にたまった毒素を排泄するデトックス効果や精神の安定、体質改善、免疫力の向上が期待できます。
腸セラピーの揉みほぐし技術において特に大切なのが「リズムと力加減」です。
一定のテンポで心地よい刺激を加えること(グルーミング法)で、安心感を得やすくなり、“愛情ホルモン”とよばれるオキシトシンや、“幸せホルモン”セロトニンの分泌が促されると考えられています。
これらは自律神経の安定やホルモンバランスの調整に関わり、心身をリラックス状態へ導く可能性があるため、施術を受けた方からは「気持ちが落ち着いた」「夜ぐっすり眠れた」といった声をいただくことも少なくありません。
また、セロトニンが日中に十分に働くことで、夜には睡眠ホルモンであるメラトニンへとスムーズに変換され、睡眠の質が整いやすくなります。
眠りの改善は、脳の老廃物を睡眠中に排出する仕組みである「グリンパティックシステム」の働きを助けると考えられています。
脳がクリアな状態に整うことで、翌日の集中力や気分にも良い影響を与え、生活全体の質(QOL)の向上にもつながります。
腸セラピーは単なるリラクゼーションではなく、心と体のリズムを調律する健康習慣として、多くの方に役立てていただける可能性があります。
もちろん効果の感じ方には個人差がありますし、医療行為や治療の代替になるものではありません。
しかし、ストレス社会に生きる私たちにとって、安心感をもたらすケアとして取り入れることには大きな価値があると感じます。
腸セラピストとして、日常生活の中で少しでも心身が楽になり、お客様一人ひとりの暮らしがより豊かになるようサポートしていきたいと思います。
まとめ:心地よいリズムと力加減で行う腸セラピーとは
☑ オキシトシン(愛情ホルモン)の分泌促進
グルーミング効果による癒しや安らぎを与える
☑ 幸せホルモン(セロトニン)の分泌促進
自律神経・ホルモンバランスが整いやすくなる
☑ リラックス効果
「夜ぐっすり眠れる」といった実感につながる
☑ セロトニンからメラトニンへの変換
夜の睡眠の質を高める
☑ グリンパティックシステムの働きが助けられる
脳の老廃物排出をサポート
☑ 翌日の集中力・気分改善
QOL(生活の質)の向上につながる
腸セラピーでは、お腹を刺激する際の「リズム」と「力加減」が効果を大きく左右します。
単なるリラクゼーションのお腹のマッサージではなく、リズムと力加減を通して“心と体の調律”を行うケアであり、現代人にとって大きな価値を持つ健康法なのです。
このブログの執筆者
腸セラピー資格講座・大阪講師

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